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食費・買い物の節約 · 公開日

野菜の冷凍保存|キャベツ・ブロッコリー・ネギの方法と保存期間

Mani編集部

キャベツ、ブロッコリー、ネギなどの冷凍方法と保存期間を一覧で紹介。水気の取り方、生のまま凍らせる方法、ほうれん草の下ゆで、解凍時の注意まで、農林水産省や食品メーカーの情報をもとにまとめました。

キャベツ、ブロッコリー、ネギをそれぞれ冷凍用保存袋に入れ、金属トレーに並べた台所の様子です。

野菜の冷凍は、鮮度のよいうちに、使う料理に合わせて切っておくのがコツです。半玉残ったキャベツはスープ用にざく切りにして。使い切れないネギは薬味用に小口切りにします。使い道を決めてから凍らせると、日々の料理に取り入れやすくなります。

キャベツとネギは生のまま、ブロッコリーは生でも下ゆでしてからでも冷凍できます。解凍すると食感が変わるので、サラダにする分は冷蔵に残し、加熱料理に使う分を冷凍へ回します。

野菜別・冷凍方法と保存期間の一覧

家庭で冷凍する野菜は、3週間を基準に使い切ります。農林水産省の野菜冷凍ガイド

家庭での冷凍は品質が低下しやすく、ホームフリージング全般でも使用の目安は2〜3週間以内。献立を考え、3週間以内に食べ切れる量を冷凍して、早めに使います。農林水産省のホームフリージングの注意点

表の期間は、各メーカーが示す品質の目安です(ブロッコリーは東京ガスの取材記事)。各出典の下処理・保存方法を前提とした参考値で、安全を保証する消費期限ではありません。表にある約1か月・約3か月は品質の参考にとどめ、使い切りの基準は3週間に。

野菜 冷凍前の下ごしらえ 各出典の品質の目安 使い方の例
キャベツ 生のままざく切り、またはせん切り キユーピー:3〜4週間 凍ったまま焼きそばやスープに
ブロッコリー 洗って水気を取り、小房に分けて生のまま冷凍 東京ガス:約1か月 凍ったまま焼くなど、加熱して使う
長ネギ・万能ネギ 長ネギは白い部分を5〜6cmに、万能ネギは小口切りにする カゴメ:約1か月 長ネギは鍋に、万能ネギは汁物の仕上げに
にんにく 薄皮つきで1片ずつ、または皮をむいて刻む キッコーマン:1片ずつは約3か月、カットは約1か月 カットしたものは凍ったまま調理に
しめじ・えのき 石づきを落とし、小房にほぐす カゴメ:約1か月 凍ったまま加熱し、炊き込みごはんなどに
ほうれん草 ゆでて冷水に取り、水気を絞って切り、小分けにする キユーピー:加熱後の冷凍で約1か月 凍ったまま炒め物に。おひたしは解凍して使う
にんじん 生のまません切り・細切りにし、水気を取って平らに袋へ キユーピー:約3〜4週間 凍ったままきんぴらやスープに
ピーマン 生のまま使いやすい大きさに切り、袋へ キユーピー:3〜4週間 凍ったまま炒め物に
大根 皮をむいて切り、水気をふいて平らに袋へ キユーピー:3〜4週間 凍ったまま煮物や汁物に
玉ねぎ 薄切り・みじん切りにし、1回分ずつラップで包んで袋へ 味の素:野菜全般で3週間程度 薄切りはスープ、みじん切りは肉団子の具に
トマト・ミニトマト 生のままヘタ付きで丸ごと袋へ キユーピー:2か月 水にさらして皮をむき、ヘタを除いてソースやスープに

ブロッコリーの約1か月は、生で冷凍する方法の目安です。下ゆでして冷凍する場合は、後述の手順で準備し、同じく3週間以内を使い切りの目安にしてください。

水気を取り、薄く広げて冷凍する

用意するのは、冷凍用保存袋、キッチンペーパー、必要に応じてラップ。金属製のバットやトレーもあると、手早く凍らせるのに役立ちます。袋や容器は、冷凍保存に対応したものを選んでください。味の素の冷凍保存ガイド

小房に分けたブロッコリーの水気をキッチンペーパーで拭き、冷凍用保存袋に薄く広げて入れる様子です。

下ごしらえは次の順に進めます。下ゆでが必要な野菜は、加熱して冷ましてから袋へ。農林水産省の冷凍手順

  1. 野菜を洗い、使う料理に合わせて切る。きのこは種類に応じて下処理する。
  2. キッチンペーパーで余分な水気を取る。
  3. 保存袋に入れ、空気を抜いて密封する。中身が厚く重ならないように広げる。
  4. 金属のトレーにのせて冷凍室へ入れる。

袋には料理1回分ずつ詰めて。大きな塊で凍らせると、少量を取り出しにくくなります。袋には野菜の名前と冷凍した日も書き、使う順番を決める目印にしてください。

冷凍室は**−18℃以下**を保存の目安にし、使っている機種の取扱説明書で設定を確認します。パナソニックの冷凍室の仕様例も、冷凍負荷温度(食品温度)を−18℃以下としています。家庭の冷凍室の通常温度は−18℃程度。急速冷凍機能があれば活用して、手早く凍らせます。農林水産省のホームフリージングの注意点

新しく凍らせる食品は、一度に詰め込みすぎないようにします。ケース側面にある冷気の通り道の穴も、ふさがずに空けておいてください。パナソニックの冷凍室の使い方

薄く凍った袋は立てて収納すると、奥にあるものも取り出しやすくなります。

キャベツ・ブロッコリー・ネギは、使う料理に合わせて準備

キャベツはざく切りにすると出番が多い

葉をはがして洗い、芯を除いてざく切りにします。水気を取って保存袋へ入れたら、生のまま冷凍できます。みそ汁やスープには凍ったまま加えて。カゴメのキャベツ保存法

同じ保存法で、せん切りも冷凍できます。解凍するとしんなりするので、揚げ物に添えるシャキシャキのせん切りとは違う仕上がりに。和え物に使うなら熱湯をかけて解凍し、水気を絞ってから味つけします。

ブロッコリーは房の水気まで取る

生で凍らせる分は、洗って小房に分けます。房を下に向けて水を切り、表面をキッチンペーパーでふいて。東京ガスの取材記事

房の大きさをそろえると、調理するときに火が均等に通りやすくなります。

下ゆでして冷凍するなら、小房に分けて硬めにゆでます。ざるで水を切り、冷ましてから保存袋へ入れ、房同士がくっつかないように並べます。カゴメのブロッコリー保存法

どちらも食べるときは加熱します。生で冷凍したものは凍ったまま焼き、下ゆでしたものはグラタンやポトフに使うと献立を考えやすくなります。下ゆでしたものも、解凍後は料理の仕上げで必ず火を通してください。

ネギは長ネギと万能ネギで切り分ける

長ネギの白い部分は5〜6cmに切って保存袋に入れます。緑の部分はラップに包んでから袋へ。鍋などに使う分を取り出し、凍ったまま調理できます。カゴメのネギ保存法

万能ネギは小口切りにし、キッチンペーパーで水気をよく取ってから冷凍します。刻んでおけば、汁物に少し足したいときに便利です。いずれも、使う分だけ取り出せるよう小分けにしておきます。

にんにく・きのこ・ほうれん草を冷凍するときは

にんにくは、薄皮を残して1片ずつに分け、保存袋に入れます。使うたびに皮をむく手間を省きたいなら、先にスライスやみじん切りに。刻んだものやすりおろしはラップで小分けにしてから袋に入れ、凍ったまま料理に加えます。品質の目安は1片ずつなら約3か月、香りが抜けやすいカットしたものは約1か月です。キッコーマンのにんにく保存法

しめじやえのきは、石づきを落としてほぐしてから袋に入れます。汚れは湿らせたキッチンペーパーでふき取り、洗わずに保存します。カゴメのきのこ保存法

まいたけを混ぜておくと、炊き込みごはんにも使えます。食べるときは凍ったまま加熱調理します。なめこなどは下処理が異なるため、この方法をきのこ全般に当てはめないでください。

ほうれん草は、下ゆでであくを抜いてから冷凍します。農林水産省の野菜冷凍ガイド

洗ったほうれん草をゆでたら、冷水に取って冷まし、水気を絞ります。食べやすい長さに切り、1回分ずつラップに包んで保存袋へ。加熱してから冷凍したものは、品質の目安が約1か月です。キユーピーのほうれん草保存法

炒め物には凍ったまま使い、おひたしにするときは冷蔵庫で解凍します。解凍するときは、次の注意点を守ってください。

解凍と使い切りで気をつけたいこと

炒め物や汁物に入れる野菜は、凍ったまま調理します。味の素の冷凍保存ガイド

生で冷凍したブロッコリーやきのこは、十分に加熱してから食べてください。

下ゆでしたほうれん草をおひたしにするなど、解凍してから使うときは冷蔵庫へ。急ぐときは、密封した袋ごと流水に当てる方法や、電子レンジで解凍する方法も選べます。調理台に置いたまま解凍するのは避け、解凍したらすぐに使います。使わなかった分の再冷凍も避けてください。厚生労働省の食中毒予防の注意点

電子レンジでは専用の容器・ふたを使い、機種の説明書に沿って解凍します。厚生労働省「家庭での食中毒予防」

解凍後はすぐに調理へ。生で冷凍した野菜は、解凍に続けて必要な加熱を行います。

冷凍しても細菌が死ぬわけではありません。下ごしらえは清潔な手と道具で行い、ゆでた野菜を室温に長く置かないようにします。保存期間の目安を過ぎたものや、保存状態が気になるものは、煮込んでも安全とは判断できません。傷みが疑われる食品は味見せずに処分します。

冷凍に向かない野菜は、食べ方も確認

生の歯ざわりを楽しむ野菜や、凍らせるとボソボソしやすい芋類は、用途を分けて保存します。冷凍を避けたいものと、下処理や調理法を変えれば使えるものを並べました。

  • レタスなど生サラダ用の葉物:解凍すると食感が落ちるため、冷蔵で早めに食べ切ります。
  • きゅうり:生のシャキシャキ感を残したい用途には不向き。サラダ用は冷蔵に残します。
  • トマト・ミニトマト:生サラダ用には不向きですが、表のようにソースや煮込み料理用なら冷凍できます。
  • じゃがいも・さつまいも:食感が変わりやすいため、加熱してから冷凍します。じゃがいもはつぶしてマッシュポテトにしておく方法もあります。

野菜ごとの食感に合わせて、使い道と下処理を選んでください。農林水産省の野菜冷凍ガイド・味の素の野菜別ガイド

下ごしらえをするときに、サラダ用は冷蔵へ、スープや煮物用は冷凍へ。食べ方に合わせて分けておくと、使いたいときに取り出せます。

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